
羽毛枕は洗濯できる?

羽毛枕が洗濯できるか見極める方法

洗濯機による洗浄ができる場合の洗濯表示

- 新表示の場合:洗濯桶に数字が記載されている
- 旧表示の場合:洗濯機に数字が記載されている
水による手洗いができる場合の洗濯表示
水による手洗いができる場合の洗濯表示は、以下の通りです。旧表示も併せて記載します。- 新表示の場合:洗濯桶に手を入れている
- 旧表示の場合:洗濯桶の上に「手洗イ」と記載がある
詳しくは消費者庁ホームページへ
【丸洗い】羽毛枕の洗濯方法

用意するもの
羽毛枕を洗濯機で丸洗いするのに用意するものは、以下の通りです。- 洗濯ネット
- おしゃれ着用の中性洗剤
洗濯手順
羽毛枕を洗濯機で丸洗いする手順は、以下の通りです。なお、縦型とドラム式、どちらの洗濯機であっても洗濯方法は同じです。- 枕カバーを外す
- 洗濯ネットに枕を入れる
- おしゃれ着コース等の水流が弱いコースで洗濯する
- 脱水モードで脱水する
- 枕を均一に整える
- 風通しのいい場所で2~3日陰干しする
注意点
洗濯や脱水によって中材の羽毛や羽根が偏る可能性があるため、枕の形を整えてから干すようにしましょう。 また羽毛や羽根は熱に弱く、紫外線で劣化しやすい素材です。必ず陰干しで乾燥させるようにしてくださいね。 なおコインランドリーの利用はおすすめできません。コインランドリーの中には枕の洗濯を禁止している店舗があります。 なぜなら枕の側生地が破れて中材が散らばり、洗濯機を壊す恐れがあるからです。他にも洗浄モードが選べなかったり、洗剤が自動投入であったりするため、羽毛枕を洗うのに適していない場合があります。【部分洗い】羽毛枕の洗濯方法

用意するもの
羽毛枕の部分洗いに必要な道具は、以下の通りです。- おしゃれ着用の中性洗剤
- タオル数枚
- ぬるま湯
- 洗面器
手順
羽毛枕を部分洗いする手順は、以下の通りです。枕カバーを洗濯するタイミングで枕の状態を確認すれば、いち早く枕の汚れに気づくことができますよ。- 枕カバーを外して、枕の状態を確認する
- 洗面器に張ったぬるま湯に、おしゃれ着用の中性洗剤を適量入れてよく混ぜる
- 2にタオルを浸して固く絞り、枕の汚れた部分を軽く叩く
- 水に濡らして固く絞ったタオルで、洗剤を拭き取るように水拭きする
- 乾いたタオルで水分を取り除く
- 風通しのいい場所で1日陰干しする
自宅で洗うのが不安な羽毛枕はクリーニングに出そう

羽毛枕の洗濯頻度を減らす3つのコツ

- こまめにお手入れする
- 厚手の枕カバーを使う
- カバーを週に1~2回の頻度で洗う
1.こまめにお手入れする
羽毛枕を定期的に陰干しすると、清潔な状態を保ちやすくなります。枕は毎日寝汗を吸っているため、湿気が溜まりやすく、カビやダニが発生しやすい環境です。 羽毛枕を清潔に保ち、洗濯頻度を減らすためにもこまめなお手入れをしましょう。枕の正しい干し方については、以下の記事をご覧ください。2.厚手の枕カバーを使う
一般的な枕カバーよりも厚手のものを選べば、羽毛枕本体が寝汗や皮脂などで、不必要に汚れるのを防げます。 さらに抗菌や防臭、防汚加工の施された枕カバーを使うことで、より枕本体の汚れを防止できるでしょう。 また寝汗や皮脂で汚れるのを防ぐための、枕パッドを使用するのもおすすめです。カバーだけでは防げない寝汗や皮脂から枕を守ります。3.枕カバーを週1〜2回の頻度で洗う
肌に直接触れる枕カバーは、寝汗や皮脂などの汚れが付着しているため、週に1〜2回ほど洗うのが理想です。 また丸洗いできる羽毛枕の場合、枕カバーを洗うときに枕本体の汚れにも気づけるため、こまめなお手入れがしやすくなりますよ。 枕カバーを洗濯する頻度についての詳細は、以下の記事をご覧ください。洗うのに失敗したときの対処法

- 変形を防ぐため、枕カバーを慎重に取り付ける
- 枕を優しく押して、水分を出す
- ある程度水分を出せたら、風通しのいい場所で陰干しする
正しい洗い方とお手入れで羽根枕を清潔に保とう
