抱き枕の効果とは?主な形状を7つ紹介。腰痛改善やストレス解消に

抱き枕の効果とは?主な形状を7つ紹介。腰痛改善やストレス解消に

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抱き枕には腰痛を和らげたりストレスを解消させたりなど、さまざまな効果が期待できます。 この記事では、抱き枕を使うことで得られる効果や、形状によって変わる抱き枕の特徴について紹介していきます。 寝つきの悪さや身体の痛みに悩み、抱き枕の購入を考えている人はぜひ参考にしてください。

抱き枕の効果4つ

ただ抱いて眠るだけの抱き枕ですが、効果は侮れません。抱き枕を使うことで得られる主な効果を4つ解説していきます。

1.ストレス解消

柔らかい抱き枕に触れると、オキシトシンというホルモンが分泌されるため、ストレスの解消が期待できます。オキシトシンは別名“幸せホルモン”と呼ばれる、幸福感を生み出すホルモンです。 抱き枕の他にも、愛しいと感じるペットやぬいぐるみを抱きしめることでも、オキシトシンを分泌すると言われています。つまり、柔らかく心地の良い愛着の湧く抱き枕を使うことで、精神的な疲れを癒しストレスの解消が期待できるのです。 抱き枕を購入するときは、見た目や手触りにこだわって選んでみてはいかがでしょうか。

2.腰痛の改善

抱き枕を使う横向きの寝姿勢は腰への負担が少ないため、腰痛の改善が期待できます。仰向け・うつ伏せ・横向きの中では横向きが最も腰への負担が少ないと言われる寝姿勢です。 しかし横向きの寝姿勢は、体圧を片側のみに集中させてしまいます。そこで抱き枕を使うことで、抱き枕の弾力性が体圧を分散させられるため、横向きの寝姿勢でも身体に負荷がかかりにくくなります。 ただし飽くまでも抱き枕は腰痛の原因となる負担を軽減するだけで、根本的な治療にはなりません。腰の痛みが続く場合は、病院での受診と治療をおすすめします。

3.いびきの改善

抱き枕を使った横向きの寝姿勢は、舌やのどの筋肉が落ちて気道を塞ぐのを防ぎ、いびきの改善に寄与します。 軽度のいびきは、横向きの寝姿勢をとることで低減できます。抱き枕が横向きの寝姿勢をサポートしてくれるため、普段横向きの寝姿勢に慣れてない人でも、リラックスして眠ることが可能です。 なお重度のいびきにはマウスピースの使用が必要とされているため、横向きの寝姿勢でもいびきが改善しない場合は、病院での受診と治療をおすすめします。

4.むくみの解消

抱き枕は足に挟んで使用するため、片足が心臓の位置よりも高い状態となり、むくみの解消に期待ができるでしょう。逆側の足も寝返りを打てば上に上がります。 むくみの原因のひとつに、血流の悪化があります。特にふくらはぎは長時間同じ姿勢でいたり、日常的に運動をしていなかったりするとむくみやすい部位です。 ふくらはぎは血流が悪化すると、心臓に向かって血を送るポンプの役割が果たせなくなってしまいます。 抱き枕を足の間に挟むことで、ふくらはぎの血が心臓に向かって流れやすくなるため、血流が改善されてむくみの解消にも繋がるのです。

抱き枕は妊婦さんの睡眠にも効果的

抱き枕はお腹や腰への負担を和らげるため、妊婦さんの睡眠改善にも効果的です。 妊婦さんはお腹が大きくなると、お腹の重みで横向きでしか寝られません。前述の通り、横向きの寝姿勢は片側へ体圧が集中するため、負担が大きくなってしまいます。 妊婦さんは「シムス位」といった、身体の左側を下にし右足を少し曲げて前に出す体位で寝るのが負担が少ないと言われています。抱き枕は「シムス位」をとるためのサポートとして、妊婦さんにおすすめです。

抱き枕の主な形状7つ

抱き枕と一口に言っても、さまざまな形状があります。その形状によって、支えられる身体の部位や使用感が変わります。あなたの悩みに合った抱き枕を選ぶ参考にしてみてくださいね。

1.ロング型

ロング型は一般的な枕を縦に伸ばした、オーソドックスな抱き枕です。身体に沿う形ではないため、フィット感を高めたい人は、中材にマイクロビーズや低反発ウレタンを使った抱き枕を選ぶといいでしょう。 オーソドックスな形状のため、カバーのラインナップが豊富で、シンプルなものから可愛いキャラクターが描かれたものまでたくさんの種類があります。 比較的安価で手に入りやすい形状の抱き枕なので、「試しに使ってみたい」という人や「機能性は欲しいけどあまりお金をかけたくない」という人におすすめです。 [sc_Linkcard url="https://www.emoor.jp/c/em-pillow/ar-dpillow-43100"]

2.円柱型

円柱型の抱き枕は厚みがあり、しっかりとした抱き心地が特徴です。直径が大き過ぎると、体格によっては抱えにくくなるため、購入の前にサイズをよく確認するようにしましょう。身長別のサイズの目安は以下の通りです。
身長 長さ 厚み
170cm前後 約135cm 約20cm
150cm~160cm前後 約100cm 20cm未満
120cm前後 約90cm 20cm未満
[sc_Linkcard url="https://www.emoor.jp/c/em-pillow/va-latex-dp"]

3.S字型

S字型の抱き枕は、身体にフィットしやすく安定感のある形状です。足で挟みやすく、普段横向きで寝ない人にもおすすめです。 形状がロング型や円柱型に比べて複雑で、比較的価格が高めなため、機能性を重視したい人におすすめです。 エムールの中ではS字型の扱いがありませんが、身体にフィットするという点では以下の商品もおすすめしています。 [sc_Linkcard url="https://www.emoor.jp/c/em-pillow/fx-shihukbp"]

4.三日月型

三日月のようにカーブした形状が特徴です。前述した「シムス位」をとりやすい形状でもあるため、妊婦さんにもおすすめです。 三日月型の円の内側に身体を入れて使うため、お腹を包み込んで支えられ、お腹の重みによる寝苦しさが軽減されます。 また出産後も、両端をフックで留めて産後の授乳クッションとして使えるタイプもあります。 [sc_Linkcard url="https://www.emoor.jp/c/em-pillow/fx-mochitdaki"]

5.L字型

L字の長辺は抱き枕、短辺は枕の機能を果たす抱き枕です。9字型やJ字型とも呼ばれます。 抱き枕が枕と一体化していることで、寝相が悪くても枕から頭を落とすことなく、安定した寝姿勢が保てます。 しかし人によっては、枕の高さが今までと変わると寝つきにくいという人もいるでしょう。購入の際は、枕部分の高さが自分に合っているかよく確認することをおすすめします。 またL字型の短辺の枕部分を足側にして、足を枕に乗せて使うことでむくみ対策としても活用できます。 [sc_Linkcard url="https://www.emoor.jp/c/em-pillow/si-otocoo-p12030"]

6.U字型

身体を包み込むように、U字に湾曲した大型の抱き枕です。 横向きで寝る際、身体の両サイドに抱き枕がある状態なので、左右どちらに寝返りを打っても抱きつきやすいのが特徴です。 また湾曲した部分に頭を乗せて仰向けに寝ると、頭・肩・腕にかけて支えてくれるため、安定した寝姿勢を保てます。 U字型抱き枕の主流サイズは縦が約140cm、横幅が約80cmです。人間に近いサイズのため、家族とベッドを共有していたり、幅が狭いセミシングルやシングルサイズのベッドを使っていたりする場合は向いていません。 U字型の抱き枕を購入する際は、サイズをよく確認しましょう。 [sc_Linkcard url="https://www.emoor.jp/c/em-pillow/fx-mochiu"]

7.ぬいぐるみ型

キャラクターや動物の形をしたぬいぐるみ型の抱き枕で、「抱きぐるみ」とも呼ばれています。可愛い見た目から、子どもに喜ばれる抱き枕です。 前述の通り、人は愛しいと感じるぬいぐるみを抱くことで、幸せホルモンのオキシトシンの分泌を促します。 またサイズの大きい抱き枕は子ども部屋のアクセントにもなり、部屋のインテリアにもなります。

抱き枕の効果を得るためのポイント2つ

抱き枕の効果を得るためには自分の身体に合ったサイズを選んだり、好みの抱き心地のものを選んだりすることがポイントです。詳しく確認していきましょう。

1.自分の身体に合うサイズを選ぶ

抱き枕は自分の身体にフィットするサイズを選ぶようにしましょう。小さ過ぎる抱き枕は全身を支えられず、フィット感がありません。 また大き過ぎる抱き枕はうまく抱えられず、スムーズな寝返りを阻害して睡眠の質によくない影響を与える可能性があります。

2.好みの抱き心地のものを選ぶ

抱き枕は中材の素材によって、抱き心地が変わります。中材に使われる主な素材には、ポリエステル綿や低反発ウレタン、マイクロビーズなどがあります。 硬さや身体へのフィット感、手入れのしやすさも加味して、自分に合った抱き枕を選ぶようにしましょう。快適な睡眠のためには、触感にこだわることも大切です。

自分に合った抱き枕を使って快適な睡眠を手に入れよう

抱き枕にはリラックス効果によるストレス解消や、体圧を分散することで身体の不調を改善する効果が期待できます。 あなたが睡眠に関する悩みを抱えているならば、あなたは抱き枕が必要な人です。快適な睡眠を得るために、自分の悩みや用途に合った抱き枕を探してみましょう。