最も睡眠時間の短い国であることが判明、睡眠時間が7時間以下の人は67.7%
2023年5月26日
エムール睡眠・生活研究所
世界33か国と比較、最も睡眠時間が短いとの結果に
日本初の高地トレーニングスタジオ「ハイアルチ」を、全国展開しているHigh Altitude Management株式会社(以下、High Altitude Management)が、経済協力開発機構(OECD)の平均睡眠時間に関する調査や、厚生労働省の睡眠時間に関する調査を紹介。日本が抱える睡眠課題に着目し、睡眠の質の改善に取り組むことを、5月16日に発表した。
経済協力開発機構(OECD)の調査「Gender Data Portal 2021」において、日本の15歳から64歳までの男女の平均睡眠時間は7時間22分とされており、日本は最も睡眠時間の短い国であることが判明。厚生労働省の調査「令和3年度 健康実態調査結果の報告」でも、睡眠時間が7時間以下の人は67.7%に上ることが示されている。
High Altitude Managementによれば、良質な睡眠は体の健康と心の健康に不可欠な要素だとしており、「低酸素」が日本の「睡眠の質」の改善に寄与する可能性に着目。睡眠の質の改善に取り組みを進めていくほか、カルビー株式会社の機能性表示食品「にゅ~みん」とコラボレーション企画を実施することも明らかにした。
低酸素環境の活用で睡眠の質の改善が見られた例も
低酸素環境を活用することにより、アスリートの中には大会前のストレス改善や、睡眠の質の改善に取り組むチームもでてきている。
また、「箱根駅伝選手に対する常圧低酸素環境下の睡眠が自律神経活動およびコンディションに及ぼす影響(東海大学スポーツ医科学雑誌)」という研究においては、「寝つきが良くなった」や「熟睡できた」、「平地での睡眠よりもよく眠れた」という声もあったほか、起床時の副交感神経優位を維持するということができたという結果も得られている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ハイアルチ
https://high-alti.jp/
High Altitude Management株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000023729.html