Morghtが「睡眠の質」に関する実態調査を実施

2023年1月27日

エムール睡眠・生活研究所

97.9%が睡眠に対して課題を抱えているという結果に

株式会社Morghtが、2022年11月17日から11月19日にかけて開催したイベントにおいて、3,718人を対象に「睡眠の質」に関する実態調査を実施、その結果を1月17日に発表している。

睡眠の専門家である小林 麻利子氏監修のもと、睡眠の質に関して1から5の5段階に分類し、対象者を診断。1の「睡眠への課題なし。」の人は全体のわずか2.1%で、2から5の人は97.9%にも上っており、ほとんどの人が睡眠に何らかの課題を抱えている状態であることが分かった。

また、5の「睡眠に非常に大きな課題を抱えている可能性あり。早急な対策が必要。」の人は全体の26.9%に上り、4人に1人が最低評価となった。

5の人は年代別で「11歳から20歳」が最多

5の人を年代別で見ると「11歳から20歳」は男性が34.38%、女性が46.77%、「21歳から30歳」は男性が27.39%、女性が37.22%となり、年代が低いほど5の人の割合が高くなることも明らかとなった。

睡眠の質が比較的低い4と5に該当した人を性別で見ると、4の人は男性で63.6%、5の人は女性で71.3%と、女性のほうが睡眠に課題を抱える割合が高いことも分かっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社Morght
https://nell.life/

株式会社Morghtのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000034237.html

執筆者/監修
Author

エムール睡眠・生活研究所

  • 【所長・主席研究員】神川 康子 富山大学 名誉教授 博士(学術)一般社団法人日本睡眠改善協議会理事。日本眠育協議会理事。富山県公安委員会委員。富山県社会福祉協議会理事。
  • 【所属有資格者】 日本睡眠改善協議会認定 上級睡眠改善インストラクター 1名/睡眠改善インストラクター 6名 日本睡眠教育機構認定 睡眠健康指導士上級 2名/睡眠健康指導士 11名
  • 【活動内容】 「続けられる具体的な睡眠改善」をテーマに、専門的な見地からのデータ収集と分析及びソリューション開発を目的として設立。 寝具や寝室環境に関する調査研究や睡眠教育など広く社会に役立つ研究開発と知識啓発を行っている。 詳細はこちら https://nemuri-kurashi.jp/activities/