持ち運び可能なマットレス5選|メリット・デメリット・選び方を解説
2023年3月31日
エムール睡眠・生活研究所
目次
持ち運び可能なマットレスは、いつどこでも睡眠の質を確保できる優れものです。
コンパクトで持ち運び可能なマットレスは、よく旅行をする人や会社で寝泊まりをする人、来客用の簡易的なマットレスが欲しい人にとって優れもの。
是非検討してみてはいかがでしょうか。
この記事では、持ち運び可能なマットレスのメリットやデメリット、選び方、おすすめ商品を紹介します。
持ち運び可能なマットレスのメリット4つ
軽量でコンパクトにできるマットレスは持ち運びができます。そんな持ち運び可能なマットレスは、寝室とは異なる場所でも普段の睡眠環境に近い状態で眠れるというのが魅力です。具体的にどのようなメリットがあるのかを見てみましょう。
1. 寝室以外の部屋で寝られる
持ち運び可能なマットレスなら、リビングや和室といった寝室以外の部屋で使えます。
寝室でしっかりと睡眠を取るのではなく、テレビを見ながら・音楽を聴きながら、ちょっと寝転がりたい場合などに便利です。日当たりが良い日に、リビングにマットレスを敷いてお昼寝をすることもできます。
また毎日使用するわけではない、来客用の寝具として用意しておくのも良いでしょう。
2. 寝具が充実していない旅先でも安心
寝具がない、もしくは薄い敷き布団しかない旅先でも、持ち運べるマットレスがあれば普段の寝心地と大きく変わらない睡眠環境を作れます。他にも、テントに寝泊まりをする場合にマットレスを用意しておけば、地面の硬さや凹凸を感じることがありません。
アスリートの間でも、遠征先での快適な睡眠環境の確保を理由に持ち運び可能なマットレスを所持している人が多くいます。
3. 会社でも少しは良い睡眠環境を確保できる
会社で寝泊まりしなければならなくなった場合、持ち運んだマットレスで寝れば睡眠の質を過剰に落とすことはありません。会社のソファや椅子で寝るよりも、睡眠の質は格段に良くなることでしょう。
深夜まで時間をかけて行うような仕事も、良い睡眠で頭をリフレッシュさせておけば業務の質も上がるのではないでしょうか。
4. 使わないときも邪魔にならない
持ち運びができるくらいにコンパクトなので、使わないときに収納するのも簡単です。押し入れやクローゼットの中にもすっきりと収められます。旅行でよく使う車があるなら、トランクに入れておくのも手です。
持ち運び可能なマットレスのデメリットは底付き感
持ち運び可能なマットレスのデメリットを挙げるとすれば「底付き感」です。
持ち運びができるほどの軽さ・コンパクトさを実現するために、従来の分厚く重みのあるマットレスに比べて薄く、身体を支える力も強くはありません。使用する人の体重やマットレスの素材によっては、寝ると床の硬さを感じる可能性が考えられます。
持ち運び可能なマットレスを購入する際は、薄すぎず、沈み込みの激しくないものを選ぶようにしましょう。
持ち運び可能なマットレスの選び方
持ち運び可能なマットレスを購入する際は、「コンパクトさ・重量・持ち運びやすさ」に注目するのがポイントです。具体的にどのようなことに意識すれば良いかを解説します。
1. コンパクトさで選ぶ
持ち運びを前提としているマットレスなら、やはりコンパクトさは欠かせません。折りたたみ式や丸めて収納できるタイプのものを選びましょう。
コンパクトさを重視するために薄すぎるものを選んでしまうと、使用時に底付き感で悩まされるかもしれません。薄くてかつ適度に身体をサポートしてくれる8〜10cmくらいの厚みのものをおすすめします。
2. 重量で選ぶ
重くては持ち運びが面倒になってしまうため、軽めのものを選びます。とはいえ、軽さを重視しすぎてマットレスの質が落ちてしまうと寝心地に悪影響が出るかもしれません。
持ち運ぶことを考えれば重さは5kg以下のものが理想ですが、素材の種類ごとの寝心地も併せて検討しましょう。寝心地については次に解説します。
3. 自分に合った寝心地のものを選ぶ
持ち運び用とはいえ、自分が快適に思える寝心地のマットレスを選ぶことは大切です。ただし、なかには軽さに欠けるものもあるため、優先順位を決めて妥協点を探しましょう。
マットレスの種類ごとの特徴は以下の通りです。
マットレスの種類 | 寝心地 | 重量 |
---|---|---|
低反発ウレタン | ・やわらかめ・身体にフィットする感覚 | 4〜9kg |
高反発ウレタン | ・硬め・しっかり身体を支える感覚 | 5〜7kg |
ファイバー | ・硬め・寝返りを打ちやすい | 8〜9kg |
腰痛持ちの人は高反発ウレタンやファイバーなど、腰に負担をかけにくい硬めのマットレスが適しています。また、折りたたみ式は折り目の凹みで腰に負担をかける可能性があるため、折り目のないタイプがおすすめです。
従来のベッドフレームと使用するマットレスの種類について知りたい人は、以下を参考にしてみてください。
4. 取っ手や収納袋が付いたものを選ぶ
取っ手や収納袋が付いているマットレスは、特に持ち運びやすくなります。収納袋は丈夫な素材でできていると特に安心です。
もしも取っ手や収納袋がないマットレスを購入する場合は、マットレスが入る袋を別で用意するのも良いでしょう。コンパクトにするために圧縮袋を使用するのも手です。
持ち運び可能なマットレスの3つの疑問
ここでは、持ち運び可能なマットレスの購入を検討している人がよく抱いている疑問に答えます。気になる項目をぜひチェックしてみてください。
1. マットレスだけで寝ても良い?
持ち運び可能なマットレスであっても、シーツとセットで使用することが前提です。シーツを敷かずに使用すると、汚れや寝汗などが直接マットレスに付き、ダニ・カビが発生しやすくなります。
ベッドパッドやプロテクターは使用しなくても問題はありませんが、最低限シーツは用意するようにしましょう。
マットレスとシーツだけで寝る場合のメリット・デメリットについては、以下で詳しく解説しています。
2. 洗っても良い?
洗えるかどうかはマットレスの種類によります。洗濯の可否は以下の通りです。
マットレスの種類 | 洗濯の可否 |
---|---|
低反発ウレタン | × |
高反発ウレタン | 〇 |
ファイバー | 〇 |
低反発のウレタンマットレスは、水に濡れると加水分解が起きて形が崩れるため、絶対に洗ってはいけません。自宅で洗いたいのであれば、高反発ウレタンやファイバーのマットレスを検討してみてください。
マットレスの詳しいお手入れ方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
3. 普段はどこに収納しておけば良い?
通気性の良い場所に収納しておくのが基本です。ホコリが被って汚れてしまわないように、収納袋に入れておきます。
使用後はもちろんですが、使用していない間にも湿気が溜まる可能性があるため、ダニ・カビが発生しないよう日ごろから換気もしましょう。
おすすめの持ち運び可能マットレス5選
最後に、寝具の専門店であるエムールが販売する、おすすめ持ち運び可能マットレスを5点ご紹介します。
機能性はもちろん、寝心地もばっちりです。
行楽シーズンやお家でのちょっとした休息時間に是非ご活用ください。
EMOOR START コンパクトロールマットレス
<野外でも室内でも快適な寝心地>
中材には体圧分散性の高い高反発ウレタンを使用。
ポコポコとした山の1つ1つが体重をしっかり支えます。
地面が安定しない野外でも、手軽に休みたい室内でも快適に過ごせます。
<屋外使用で見逃せない携帯性>
どこへ持っていくにも嬉しい超軽量の約1.72kg。
ロール状にすれば持ち運びラクラク。
お子さんでも持ち運びできるサイズです。
サイズ | 約幅60×奥行180×厚さ6cm | |
---|---|---|
素材 | 表面・側面 | ポリエステル100%(ニット生地) |
裏面 | ポリエステル100%滑り止め加工 | |
中材 | ポリウレタンフォーム(25D/150N) | |
バンド部分 | ナイロン100% | |
商品重量 | 約1.72kg | |
お手入れ方法 | カバーは洗濯可能 ※洗濯ネットをご使用ください |
|
価格 | ¥7,200(税込) |
EMOOR LUXE ロールマットレス
<選べる寝心地>
中材は寝心地にこだわったやや硬め170Nの高反発ウレタンを採用。
凸凹(プロファイル)形状を施した面とフラットな面の両面仕様のため、お好きな寝心地が選べます。
端から約20cm部分を折り返せる形状になっているため、お好みで頭や足を支える枕としても活用できます。
<持ち運びに便利なロールタイプ>
使わない時はくるっと丸めて、収納バンドでとめるだけのロールタイプです。
収納バンドは本体についているので、無くなる心配もありません。
バンドには取っ手が付いており、約3.1kgと軽量なので、車中泊やアウトドアでの持ち運びにも便利です。
サイズ | 約幅65×奥行190×厚さ6.5cm | |
---|---|---|
素材 | 生地 | ポリエステル100%(ジャガード生地) |
中袋 | ポリエステル100% (天竺ニット) | |
中材 | 高反発ポリウレタンフォーム(30D/170N) | |
バンド部分 | ポリプロピレン100% | |
商品重量 | 約3.1kg | |
お手入れ方法 | カバー:取り外して洗濯機洗い可能 ※洗濯ネットをご使用ください。 ※中材のウレタンは洗えません。 |
|
価格 | ¥9,990(税込) |
EMOOR LUXE ごろ寝コンパクトマットレス
<しっかり支える追求した寝心地>
エムールのLUXEマットレスがそのままコンパクトに。
11㎝の厚みと200Nの硬さでごろ寝用でもへたりにくく、丈夫なマットレスに仕上げました。
<嬉しい2サイズ展開>
サイズ展開が少ないコンパクトサイズのマットレスには嬉しい2サイズ展開。
限られたスペースでの使用や、お子様に嬉しい長さ120㎝のSサイズと、ごろ寝でも長さが充実の180㎝Lサイズをご用意。
寝心地は変わらずお好みの長さや用途に合わせてサイズを選択できます。
サイズ | Sサイズ | 約幅65×奥行120×厚さ11cm |
---|---|---|
Lサイズ | 約幅65×奥行180×厚さ11cm | |
素材 | 表生地 | ポリエステル100%(ニット生地) |
裏生地 | ポリエステル100% (メッシュ生地) | |
中材 | 高反発ウレタンフォーム 密度32kg/m³ 200N | |
商品重量 | Sサイズ | 約3㎏ |
Lサイズ | 約3㎏ | |
お手入れ方法 | カバー:取り外して洗濯機洗い可能 ※洗濯ネットをご使用ください。 ※ウレタンは洗えません。 |
|
価格 | Sサイズ | ¥9,990(税込) |
Lサイズ | ¥11,000(税込) |
EMOOR GRAND ごろ寝マットレス
<使いやすさにこだわった設計>
エムールの人気マットレスであるGRANDマットレスが、寝心地はそのままにスリムに、コンパクトになって登場しました。
3つ折り設計でさらに取っ手がついているため、いつでもどこでも持ち運び楽々です。
約65cmの幅と約180cmの長さのため大人が寝転んでも十分なサイズです。
<厚み約12cmのしっかりとした寝心地>
持ち運び可能なマットレスは、薄いのが気になると感じている方も少なくないのではないでしょうか。
こちらの製品は厚みが12㎝と複層式の極厚設計で、床に直接敷いて使っても床付き感なし。どんな場所でも快適に眠れます。
サイズ | 約幅65×奥行180×厚さ12cm | |
---|---|---|
素材 | 側生地 | 表面・側面:ポリエステル95%、ポリウレタン5%(膨れニット生地) 底面:ポリエステル100%(メッシュ生地) |
インナーカバー | ポリエステル100% (天竺ニット) | |
中材 | ポリウレタンフォーム 上層:高反発ウレタン 32D 下層:高反発ウレタン 30D |
|
商品重量 | 約5.1kg | |
お手入れ方法 | カバー:取り外して洗濯機洗い可能(洗濯ネット推奨) ※ウレタンは洗えません。 |
|
価格 | ¥13,990(税込) |
ウルトラコンパクトマットレス ORIGAMI
<圧倒的コンパクトさ>
「ORIGAMI」の特徴は何と言っても、コンパクトにたたむことができるという点。1/8サイズにまでパタパタと折りたたむことができます。
一般的な敷き布団が1/3サイズと考えると、収納時のサイズの違いは一目瞭然です。
<便利な収納ケース付き>
不織布製の専用ケースに入れて持ち運びが可能のため、どこにでも簡単に、すぐに持ち運びができます。
車の中やオフィスに常置してもスッキリとして邪魔になりません。
サイズ | 約幅100×高さ210×厚み2.3cm | |
---|---|---|
素材 | 表生地 | ポリエステル100%(ニット生地) |
中材 | 高反発ウレタンフォーム 30D 厚み2.3cm | |
裏生地 | ポリエステル100%(メッシュ生地) | |
商品重量 | 約1.3kg | |
価格 | ¥9,990(税込) |
持ち運び可能なマットレスは寝室以外での睡眠も充実させる
旅先や会社、リビングといった寝室以外の場所で眠るときも、睡眠を充実させてくれるのが持ち運び可能なマットレスです。いつ・どんな場所でも快適に眠れるように、持ち運び可能なマットレスを購入してみてはいかがでしょうか。
持ち運びができないマットレスの運び方が知りたい人は、以下の記事をチェックしてください。